朝起きて少しのんびり過ごしながら、行きつけの美容院に髪を切りに行った。途中、セブンイレブンでお金をおろす。この美容院には南アフリカの時にお土産に持って行った小さな動物の置物が飾ってある。4年前は濃い紫色だったのだけど、いつの間にか色あせてきて、薄い紫色になった。んで、髪を短めに切ってもらった。
昼ごはん久しぶりに介一家で食べよう。そう思って山手駅の方に向かったが、介一家はやってなかった。もうラーメンを食べる気になってしまったので、酔亭に向かう。醤油ネギチャーシュー麺を注文。あっさり系のラーメンでここも美味しいのだけど、気分は家系に傾いていたので少し物足りない。
フェルナンドのお土産にラッピングをしたいので、探しに出かける。ともえ書店で何かある事を期待していたのだけど、結局、土曜にも行ったマイカルのダイソーに行って物色。ちょっと和紙っぽい、臙脂色で裏が金色の包装紙を買うことにした。100円なので大きさが足りない事を危惧して2枚購入。
家に帰り、ラッピング。いい感じ。1枚で足りた。最終のパッキングやパソコンやiPhoneの準備を整えていたら、上田から両親が帰って来た。夕方、軽くチャーハンを作ってもらって腹ごしらえ。Facebookで父と友達になった。普段は友達にしてないのだけど、近況報告用に。
で、アテンザを自分で運転して、両親を乗せて横浜のYCATに向かう。みなとみらいを通ったのだけど、やけに賑やかだ。浴衣の女の子多数。どうやら今日は開港祭で花火らしい。飛行機から眼下に見えるかな？と一瞬期待したけど、よく考えれば飛行機は22時半発。無理だ。
で、マリノスタウンの傍を通ってYCATに到着。乗りたいバスまで時間もあまりなく、車をのんびり停められる所でもないので、荷物を取り出して、両親にお別れ。車は父に運転して帰ってもらう。で、YCATのカウンターでチケットを購入して、すぐにバスに乗り込んだ。
バスは出発するとすぐに高速道路に乗るのだけど、来た道を引き返すルートなので地元の丘がすぐそこに見える。ここからベイブリッジを渡るといよいよ出発した気分になってくる。
今回のワールドカップは本当に行くつもりはなかった。自分の中ではワールドカップの決勝戦を1度見れれば良かった。それは日韓のワールドカップで実は実現しそうだった。韓国に開幕戦を見に行ってる頃、両親の元に決勝戦のチケットが余っているから定価で買わないか？と言う話があったらしい。それを8万円だかの高額なチケットのため断ったらしいのだが、今思っても決して高いものではなかった。なぜならその無念さもあってドイツや南アフリカに行ってしまうのだから。
ドイツは決勝戦は見れる算段は全くなかったが、人生で最初で最後の大旅行のつもりだった。3ヶ月間ヨーロッパを巡り満足した。南アフリカは友人のつても出来てTST-7を1枠譲ってもらえた。これでワールドカップの決勝戦は観戦出来たのだ。いざ、決勝戦の舞台を目にすると、もう1度この舞台を見たい。そんな気もなかったと言えば嘘だろうけど、十分満足した。
ブラジルはそんなところで、行くつもりはなかった。本当に行くつもりはなかった。むしろ、鹿島の元選手達が出場するであろうブラジル全国選手権や州選手権を見てみたかった。ワールドカップは南アフリカで終わり。それを具体的な状態にするために、自分を納得させる理由として日本のTST-7を申し込んだ。まず当たらない。はずだった。
しかし、サッカーの神様はブラジルにおいでよ、これが本当に最後だよ？って事なのか、アシュケーって事なのか、俺にTST-7を与えてくれてしまったのだ。ワールドカップのチケットには購入した人の名前が記名される。つまり、自分の名前の入った決勝戦のチケットを手にする機会を得てしまった。マラカナンの決勝戦のだ。
そういうわけで4度目のワールドカップにブラジルに向かいます。
空港に着いて、ミツ君と連絡をとると少し遅れているようなので、ブラジルレアルを90ほど両替。空港はレートが悪いので少しだけ。後は現地のATMでおろすのと、現地の換金屋さんのレートが良いらしいのでそこで換金するつもり。
そうこうしているとミツ君も到着。合流して、荷物を預け、軽く買い物。ミツ君は早速、耳栓とアイマスク、枕を無くしたらしいw で、搭乗ゲートに向かう。第二ターミナルの電車みたいなやつが歩道にリプレイスしてた。んで、アシシ君とも合流。とは言え、席はみんなバラバラ。今日のカタール航空は満席みたいだ。
俺の席なんだけど、自分で入力してたトコと、バスでチェックインした時に見たトコと席が違ってた。なんでや。でも、ちょっとだけ、足元が広い席だった。あれ？ここ、チケットを買った時に選択してキャンセルされた席かな？とにかくちょっとだけど広くて快適。
隣のイラン人のおっさんと仲良くなった。つくばや土浦でイラン料理？ケバブ？のお店をやってるらしい。日本人と結婚して、息子がいるらしくて、サッカーをやってるらしい。来年はつくばのアントラーズのチームに入れたいなんて話していた。もし、息子がプロ選手になるくらいになって、日本代表とイラン代表から話があったら、どっちの代表になって欲しいとかあるんですか？って聞いたら、即答で日本代表だよ。だって。日本でいろんな人にお世話になって育ってるのだから、日本に恩返しして欲しいって。
イランが今回のワールドカップに出てる事はすっかり記憶になかったけど、アルゼンチンと同じグループらしい。少しだけイランも応援したくなった。
そんなわけで、夜発の便で軽食を食べて寝て、また軽食を食べて、iPhoneで日記を書いて、カタールはドーハへの到着を待ちます。せっかくワールドカップにまた参加出来るので存分に楽しんで来たいと思います。
PR
